負けないFX-小ロットナンピンFX

FXはギャンブルなんかじゃない!FXの必勝法を 全トレード記録を公開して解説しています

FXトレーダーが知っておくべきアノマリーについて

為替市場で頻繁に起こる現象(アノマリー)を意識する

アノマリー(Anomaly)は、理論的に説明はできないけれど、為替市場で繰り返し起こる現象(経験則)のことです。頻繁に起こる有名なアノマリーは意識している人も多く、結果的にその通りに動くことが多いので、トレーダーなら知っていた方がいい情報です。

FXに限らず「投資」というものは、先を予測してお金を増やすことなので、市場参加者がこれからどうなると思っているかを考えることが大事で、多くの人が上がると思っているなら買われて上がるし、多くの人が下がると思っていれば売られて下がるので、トレーダーの間で有名なアノマリーは無視しない方がいい、ということになります。

有名なもので言えば、米大統領選挙に絡むアノマリーなど、イベント関係のアノマリーや、株式市場でも共通して言われている「セルインメイ(5月に売れ)」のような、月ごとのアノマリー、その他にも、「この日にはこうなる」といった特殊なものもあって、ネット上でもいろいろ紹介されています。

1月~3月のアノマリー

1月効果(ジャニュアリー・エフェクト)は、株式市場で有名な格言で、その年の相場の動きは1月の相場の動きと一致することが多い、というものです。これは為替相場、特にドル円相場でも通用すると言われています。

また、1月の動きは、1月の第1週の動きと一致する、というアノマリーもあります。つまり、年が明けて、1月の第1週に相場が上昇したのなら、1月全体も上昇、その年全体で見ても上昇して終わることが多い、ということになります。とてもシンプルなアノマリーですが、シンプルなものほど意識されやすいので、覚えておいて損はありません。

2月は1月と反対で、ドル高で始まれば月末はドル安になり、ドル安で始まれば月末にはドル高になるというように、途中で反転することが多いとされています。途中反転しやすいということは、逆張りのトレーダーにはチャンスですが、相場が反転するタイミングは荒れるので、注意は必要です。

3月は値動きが激しく、1年の内で最も大きく動く月と言われています。但し、一方向に大きく動くというよりも、方向性が定まらないまま、大きく上下を繰り返すような動きになることが多いので、難しくもあるけれど、チャンスでもある、と言えます。

4月~6月のアノマリー

4月は3月と逆に動くことが多く、3月がドル高なら4月はドル安という動きをすることが多いのが特徴なので、4月も逆張りトレーダーにとってチャンスの月ということになります。

5月は、米株式市場の有名な格言「セルインメイ(5月に売れ)」という言葉があるように、天井をつけやすい月と言われていて、それは為替市場、特にドル円相場にも当てはまります。とても有名な格言で、為替市場でも気にしている人が多いので、5月に天井をつけやすいということは、FXトレーダーも意識しておいた方がいいアノマリーです。

6月は日本企業の第一四半期に向けて、外貨利益を国内に償還するレパトリが起こりやすいと言われていて、ドルが売られて円が買われる(ドル安円高)傾向があります。

また、米金利が年間の天底をつけやすいと言われているので、米金利が高値で反転すれば、天井をつけた可能性が高いということで、相関性の高いドル円がそこから下落に転じる予測を立てられる、ということになります。

7月~9月のアノマリー

7月は「サマーラリー」という言葉があるよに、株式市場でも為替市場でも、もっとも上昇しやすい月と言われていて、為替市場でも「ドル高円安」になりやすいと言われていましたが、リーマンショック以来、逆に動くことも多くなっています。

また、7月から8月にかけては夏枯れ相場とも言われていて、全体的に相場の動きが小さいので、方向性がはっきりしない状態で無理にポジションを取ることはないのかもしれません。

8月は、薄商いの夏枯れ相場で、お盆休み前にポジション調整が入りやすく、利益を出しづらい月です。8月中旬の米国債の四半期入札と大量償還があるので、利益を国内に戻すレパトリでドルが売られやすく、小動きですが、どちらかといえば、ドル安円高に動きやすいとされています。

9月は、小動きの夏が終わり、重要な国際会議などが行われて「材料」が出てくることから、大相場になりやすい月と言われています。一方向に動きやすいので、素直に流れに乗ると利益になりやすいと言えます。また、日本企業の中間決済になるので、月末に向けて円が買われて、ドルが売られやすい傾向があります。

10月~12月のアノマリー

10月は、歴史的大暴落が何度も起きていて、9月に引き続き、一方向に動きやすいのも特徴なので、流れに乗って順張りのトレードを心掛けた方が利益はとりやすいと言えます。また、10月は米株価が安値をつけやすいとされており、ドル円も同様に底をつけやすいと言われています。

11月も、9月からも大相場が継続し、値幅も大きくなりやすいとされていますが、11月末には利益は確定させる動きが起きてくるので、秋相場で出た利益は11月中に確定させた方がいいと言われています。せっかく大きく利益が出たポジションを、決済しそびれて台無しにしてしまうほど悲しいことはありませんから。

12月は、クリスマス休暇の前後に相場が大きく動きやすいのが特徴です。クリスマス休暇前の薄商いの時期に勝負をしかける投資家がいるために相場が荒れたり、また、欧米の投資家はクリスマス休暇が明けたところから新年スタートという感覚なので、本格的な取引を開始し始めるので、大きく動くことが多いとされています。

その他のアノマリー

【米大統領選挙】
米大統領選挙は4年に1度の大イベントですが、大統領選挙が行われる年は9月まで小動きが続き、選挙を前後して一気に一方向に動くことが多く、しかも大相場になりやすいと言われています。

【新月と満月】
月の満ち欠けなど宇宙や自然の現象から相場を読む、アストロロジーの手法も、実際に多くの投資家に意識されていて、FX会社が配布しているカレンダーやスケジュール帳などにも、月の満ち欠け図が載っていたりします。
為替相場においては、満月から新月に向けて、ドル高円安に向かうことが多く、新月から満月に向けてはドル安円高に向かうことが多いと言われています。

【ゴトー日】
ゴトー日と呼ばれている日、5日、10日、15日、20日、25日と月末日は、東京時間9時55分の仲値にかけてドル高円安になりやすい、というアノマリーもあります。

【水曜日のスワップ】
FXの魅力の一つであるスワップ金利はは、相場が休みの土日分が水曜日に付託されて、木曜日の6時から7時にロールオーバーされることが多いので、水曜日の深夜から木曜日の早朝にかけて、円が売られて金利の高い通貨が買われやすいと言われています。

【ジブリの法則】
また、アノマリーについて書かれた書籍でもネットの記事でも、どこにでも書かれているもののひとつに、「ジブリの法則(呪い)」というものがあります。「ジブリのアニメがテレビで放映されるとマーケットが荒れる」という、おかしなアノマリーですが、みんなが言っているということは、意識している人が多いということで、意識している人が多ければ相場に影響が出る可能性もあるということになります。